製土屋から仕入れた粘土に、水とケイソウを加え攪拌器で一晩よく混ぜ合わせ、泥漿(でいしょう)を作ります。
泥漿を最終製品を型取った石膏型に一つ一つ丁寧に流し込みます。製品(仕上がり肉厚)、石膏型の状態、気温、湿度などに応じて成形されるまで待ち、最適なタイミングで泥漿を空けると肉厚の均一な製品が成形されます。
鋳込みとは石膏型での成形をイメージされる方が多いのですが、泥漿仕込みから石膏型での成形は全工程の50%程度。実際には石膏型によって出来るバリ取り、そして水拭き仕上げ、検品を1製品1製品行ないます。この作業の繰り返しとなります。そしてお客様のご納得いく品質でお届けするまでが鋳込みなのです。